6/26|商談SHOWCASE「日本のブータン 〜心のリフレで幸福感を味わう〜」摘み草フレンチ あしぇっと八ヶ岳 オーナーシェフ 清水秀樹さま

6月26日の商談SHOWCASEのコーナーには、あしぇっと八ヶ岳のオーナーシェフの清水秀樹さんにお越しいただきました!

清水さん「あしぇっと八ヶ岳は山梨県北杜市にございます「摘み草フレンチ」という変わったフレンチをやっております」

「摘み草フレンチ」というワードに興味津々のパーソナリティー陣。

なんでも、野草や薬草に詳しい清水さんの奥様と力をあわせ、収穫したエネルギッシュな野草・薬草をフレンチに仕立てているのだとか。

「ひらめは八ヶ岳の場所わかる?」

「言葉の響きから崖なのかなって…」

「岳と崖って違うよ!(笑)八ヶ岳知らないの?!」

天然系秘書と肩書きが付くだけあって、のっけからひらめらしさ全開です。

清水さん「八ヶ岳って、どこにあるかご存じない方がとても多いんです。」

「そもそも、なんでその八ヶ岳でお店を始めようと思ったんですか?」

清水さん「東京で仕事をしていた時期にスカウトを受けて山梨のほうに行ってみたんです。そしたら食材も水も空気も素晴らしい環境で。ここで仕事したら職人としてたのしそうだと思って、移住して独立しました。」

「「摘み草フレンチ」なのだとお話ししてもらいましたが、他にはどんな特徴があるんですか?」

清水さん「まずは、バターを使わない点です」

バターはあらゆるフランス料理に登場するイメージですが、これを使わないとはとても特徴的!

バターをたくさん食べると気持ち悪くなってしまう体質の清水さん。

調べるうちに、日本人の4割はバターに弱い遺伝子を持っているのだと知り、そうした人がたのしく食べられるフレンチを作ろうと思ったことから、バターを使わないスタイルができました。

また、山梨にお店を構えるきっかけになった「水」の使い方も清水さんの料理の特徴です。

清水さん「八ヶ岳の水の良さを生かして、水と塩だけでスープを作るというのも得意です。八ヶ岳の水は「食材に寄り添う水」なので、具材のよさを生かしてくれるんです」

「食材に寄り添う水、素敵なコンセプトですね。清水さんは東京にいらっしゃった期間も多かったんですよね。」

清水さん「東京が一番だ!と思って頑張って頑張って、でもうまくいかなくて…という日々で、たまたまスカウトされて山梨に行き「独立前最後のお勤めをやるか…」と思ったんですが、行ってから「僕が勝負をかける場所はここだ」と思ったんです。それで、当初の予定を変更して山梨で独立しました」

きっかけは「たまたま」でも、それが運命的な出会いだったんですね。

八ヶ岳は、いい意味でなにもない場所。

なにもないところで心のリフレッシュをする。

そうした時間の大切さを感じられる場所になるのではないかと清水さんは語ります。

「新しい提案!観光地があってついでにご飯も、ではなく。なにもないけどおいしいごはんがあるからおいで!っていうのはどうでしょ!?」

「うん、いいね。お店はもちろん、町全体のブランディングが必要です。八ヶ岳全体についてたとえば「日本のブータン」みたいにキャッチコピーをつけるといいかもしれない!」

「たくさん選択肢があるという環境ではないかもしれないけど、幸福度が高い。そんな意味合いですね。」

「八ヶ岳:日本のブータン」

町全体のブランディングができれば魅力もバッチリ伝わりそうですね!

このフレーズ、一瞬で頭に画が浮かぶ中々秀逸なフレーズだと思いませんか?

モノが溢れる時代、幸福度を追求するムーブメントが起こりそうな予感がします!

清水さん、”less is more”の八ヶ岳の世界を

ご案内いただきありがとうございました!

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