5月22日の商談SHOWCASEのコーナーには、生パスタ工房かくれん穂のオーナーの引間みずきさんにお越しいただきました!
かくれん穂は、下町の町屋にあるイタリアン。ですが名前から想像されるとおりただのパスタ屋さんではありません!
かくれん穂では、毎日お米の生麺をパスタマシンで作っています。米粉の生パスタはもちもちでつるっとしていて、通常の小麦のパスタとはひと味もふた味も異なります。
引間さんは、かくれん穂のオーナーシェフとして、メニューを考案してスタッフさんに教えるなどの実務から運営まで、全般的に勤められています。
「そうそう、先日放送前に引間さんのお店におじゃましてきたんです。スタッフさんもいい方で、お店もオシャレでした!」
引間さん「そうなんです、うちのスタッフみんな素敵なんですよ。ありがとうございます!」
「お客さんはどんな感じの人が多いんですか?」
引間さん「健康意識の高い人が多いかなという印象です。8〜9割女性ですね」
「いいものって身体が自然と欲するからね。いいスタッフさん、いい食べものがあれば、なんとなく身体がそっちに向くようになるよね。」
「知らないあいだにリピーターになって、知らないあいだに健康になってるみたいなのも面白いかもね」
「そうそう。健康志向をあまり打ち出しすぎないというパターンもあるかもよ。」
リピーターさんが多いということで、米粉の生パスタにはたしかな需要を感じます。
「アレルギーで困ってる方とか、子どもさんとか多いもんね。こういうお店が当たり前にあってほしい。」
引間さん「そうなんです。大衆食として米粉のパンとかパスタを扱うお店があっていいんじゃないかと思っています。」
「看板メニューはなんですか?」
引間さん「カルボナーラでしょうか。これももちろんグルテンフリーです」
米粉のパスタは小麦のそれと比べて脂質が半分でヘルシー。
粉がさらっとしていて混ぜるときにダマになりにくく扱いやすいので、実は家庭の料理にも取り入れやすいのだそうです。
「引間さんは、肉食の方もベジタリアンの方も、アレルギーがある方もない方も、みんなで食卓を囲む幸せを体験できる場所を提供したいんですよね?」
引間さん「そうなんです。だから、アレルギーをお持ちの方だったりヴィーガンの方だったり。誰に対しても丁寧に対応していきたいなと思って。その先にみんなで食卓を囲める世界が創れれば幸せだなって思っています。」
「本当に素晴らしいお仕事をされていらっしゃいますね。その想いと可能性が広がることを願っています。」
引間さんの細やかな感覚がゆき渡ったお話に感動しました。
「食」は私たちの生活と切り離せない、とても大切なものです。
食の趣味趣向、食に対する価値観は人によって様々ですが、隔たりなくみんなで食を囲める世界が広がれば幸せも笑顔も、もっと広がっていくんだろうなと感じました。
引間さん、ありがとうございました!
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